工事を行う際は、安全面や技術面の観点から現地調査を行い、現場の状況を把握しておくことが重要です。
では住宅の
防水工事の場合、どのような現地調査が必要なのでしょうか。
今回の記事では、
防水工事における現地調査で行うことについてご紹介します。
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防水工事における現地調査で行うこと
■周辺環境の確認
建物は、日当たりやカビやコケの繁殖などによって劣化状況が変わるため、まず周辺環境を確認します。
周囲の道路状況や敷地内の動線なども確認し、工事中の駐車スペースや足場を設置する場所を選んでおくのも重要です。
■劣化部分の確認
実際に現地を調査し、劣化部分を確かめることは非常に重要です。
防水層の膨れやひび割れなどを確認し、必要な工事や適した工法を選択します。
■施工面積の算出
施工金額は単価と面積から計算されるため、見積りをするうえで施工面積の算出は必須です。
また面積を算出することで、工事に必要な材料や量も把握できるでしょう。
スケールを使って計測したり、図面を参考にしたりしながら、施工面積を算出します。
■防水層のサンプル採取
防水層のサンプルを採取し、防水層の強度や柔軟性を過去の事例と照らし合わせることで、より詳しく現状の確認が可能です。
またサンプルを採取した場所は、補修工事を行います。
▼まとめ
防水工事における現地調査では、立地条件の確認・劣化部分の確認・施工面積の算出・防水層のサンプル採取などを行います。
現地調査は工事の安全性と品質を高めるうえで非常に重要なため、必ず行うようにしましょう。
米子にある『森本防水工業』では、地域の建物を雨から守る
防水工事を行っています。
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