建物を守る
防水工事には、さまざまな工法があります。
その一つである
躯体防水がどのようなものか、ご存じでしょうか。
今回は
躯体防水について、特徴やメリットを含めて解説します。
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躯体防水とは
■特徴
躯体防水とは、コンクリート自体を防水層にする方法です。
生コンクリートの状態で防水効果のある薬剤を混ぜて改良し、水密性を上げることで防水機能を持たせます。
駐車場や屋上・プール・貯水槽など、さまざまな場所で使われている工法の一つです。
また材料に石油製品を使わないため、地球環境に優しいとも言われています。
■メリット
躯体防水のメリットは、無機質のコンクリートそのものが防水層になるため、劣化が少なく定期的なメンテナンスを必要としない点です。
また防水層が?がれにくく、耐候性や耐久性・耐食性に優れているメリットもあります。
漏水している場所も発見しやすく、コンクリートに裂け目や割れ目が生じていても、容易に修繕を行うことが可能です。
■施工の注意点
雨天での生コンクリート打設は、さまざまな品質低下を引き起こす恐れがあります。
生コンクリートに雨水が混ざることで、強度の低下やひび割れ・漏水にもつながるため注意が必要です。
▼まとめ
躯体防水とは、コンクリートを防水層にする工法の一つです。
防水効果のある薬剤を混ぜ、内部を埋めて水密性を上げることにより、コンクリート自体に防水機能を持たせます。
屋上やプール・貯水槽などさまざまな場所で使われており、耐候性や耐久性に優れているのがメリットです。
『森本防水工業』では、人々の暮らしを守るためさまざまな建物への
防水工事を行っています。
未経験から手に職をつけることができるので、米子市での就業をお考えの方はぜひお問い合わせください。