シーリング材は、建物の気密性や防水性向上のために欠かせないものです。
そのため使用する場所や用途によって選び、適したものを使用する必要があります。
そこで今回は、
シーリング材の種類について説明します。
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シーリング材の種類
シーリング材には1成分形と2成分形のタイプがあり、それぞれ硬化方法が異なります。
■1成分形
1成分形は主にカートリッジ式で、専用ガンに装填してそのまま使用する
シーリング材です。
湿気硬化・乾燥硬化・非硬化に分かれており、一般の方でも使いやすいでしょう。
また、単体で使用できるため準備に手間がかからず、部分補修や施工箇所が少ない場合に適しています。
■2成分形
2成分形は、基剤と硬化剤を混ぜて使用する
シーリング材です。
耐久性や耐候性が高く、施工箇所が大きい場合に使用されます。
ある程度の知識が必要で、プロ使用のシーリング剤です。
基剤と硬化剤が反応して硬化する混合反応硬化型で、2液系コーキングガンや撹拌機が必要になります。
▼硬化の種類
硬化の仕方によって、4種類に分かれます。
・湿気硬化型…空気中の水分と反応し、表面から硬化する
・乾燥硬化型…含有水分や溶剤が蒸発することによって硬化し、水に溶けない
・非硬化型…空気中の酸素と反応して表面に皮膜を形成するが、内部は硬化しない
・混合反応硬化型…主剤と硬化剤の化学反応によって硬化する
▼まとめ
シーリング材の種類には、1成分形・2成分形と2つのタイプがあります。
硬化の仕方も異なるため、用途や部材に適した
シーリング材を使用することが大切です。
『森本防水工業』では、建物の安全性を守る
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